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ITパスポート試験(iパス)は、IT業界で働く方向けの資格です。
しかし、「iパス」と聞いてもいまいちどんな資格なのかわからない。という方は多くいらっしゃると思います。

そこで今回は、そんなITパスポート試験の情報を深掘りし、詳しくご紹介したいと思います。
先にお伝えしておくと、ITパスポート試験はIT関連業務への転職を考えるうえで、入門的な資格なので、出来れば取っておく、少なくとも知っておいたほうが良い資格ですよ!

※ITパスポート試験という名称そのものが略称です。
 正式名称は「情報技術検定試験(Information Technology Passport Examination)」ですが、一般的には「ITパスポート試験」と呼ばれています。

ITパスポート試験は、日本でのIT基礎知識を測る資格試験です。IT業界への関心がある方々にとって、実は重要な資格なんです。

コンピュータ、ネットワーキング、データベース、プログラミング、セキュリティ、インターネットなど、幅広いITトピックの理解を問われます。特に学歴や経験は必要なく、初心者にとってもアクセスしやすいのが魅力。この資格を取得することで、さまざまな仕事のドアが開かれ、市場での自信を持って自己アピールが可能になります。

ITパスポート試験(iパス)の取得は、多くのメリットをもたらします。

  1. 幅広い基礎知識の習得:この試験を通じて、コンピュータシステム、ネットワーキング、データベース、プログラミング、セキュリティなどの基礎知識を網羅的に学ぶことができます。
  2. キャリアチャンスの拡大:ITパスポートを持つことで多様なIT関連職種への道が開かれます。
  3. 自己実現の機会:ITの基本的な知識とスキルを身につけることで、自己の能力を証明し、職場や市場での自己アピールが可能になります。
  4. 学習への指針提供:ITパスポート試験の学習過程は、自己学習の進行に有用なガイドラインを提供し、体系的な学習を促進してくれます。
  5. 入門資格としての価値:IT業界への最初のステップとして最適であり、さらに高度な資格取得の基盤を築くことができます。
  6. 時代に即したスキルの獲得:デジタル化が進む現代において、ITの基礎知識は多くの職種で求められるため、時代に適応した能力を身につけることができます。

これらのメリットは、ITパスポート試験が単なる資格取得以上の価値を持つことを示しています。IT業界でのキャリアを目指すだけでなく、現代社会で必要とされる基本的なITスキルを習得するための手段としても、この試験は大きな意義を持ちます。

ITパスポート試験を取得すると、多様な職種で活躍できます。以下にその例を挙げます:

  • ITサポートエンジニア:ユーザーからの問い合わせ対応やトラブルシューティングを行う仕事です。
  • システムエンジニア:システムの設計や開発、運用管理を担います。
  • データアナリスト:企業データの分析・解析を通じて、経営戦略に貢献します。
  • Webデザイナー:ウェブサイトやアプリのデザインや開発を手掛けます。

これらはITパスポート試験によって培われるスキルが活かせる職種の一例です。
多くのITに関連する職種への幅が広がるのが最大の魅力でしょう。

ITパスポート試験(iパス)への受験はそこまで難しくありません。詳細は以下となります。

  1. 試験の特徴: ITパスポート試験は情報処理技術者試験の一部で、コンピュータベースのテスト(CBT)方式で年間を通じて実施されています。
  2. 受験資格: 特に制限は設けられておらず、だれでも受験することが可能です。
  3. 試験内容: 情報技術の基本知識やビジネスシーンでの活用法など、情報処理に関連する幅広い知識を問う試験です。
  4. 受験料: 試験の受験料は7,500円(税込)です。

※2023年11月7日時点での情報となるため、詳細は該当サイトをご覧ください

試験の詳細は、試験の公式サイトから確認できます。申込み方法や受験に関する詳細な手順についても、公式サイトにて提供されているので、そちらをご覧ください。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/flow.html

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ITパスポート試験は、情報技術に関する基本的な知識と理解を問う試験で、合格率は近年大きく変動していないとされています。以下に、合格率と出題傾向についての情報をまとめました。

  • 合格率: 過去1年間で平均約51.1%とされており、およそ2人に1人が合格している計算です。
  • 出題傾向:
    • 問題分類: 試験問題は大きく3つのカテゴリーに分けられます:既存の用語に関する問題、新しい用語に関する問題、そしてシラバスにない用語に関する問題です​。
    • 問題の内容: ストラテジ、マネジメント、テクノロジの3分野からバランスよく出題され、新しい用語やシラバスにない用語の問題が全体の約半分を占めています​。
  • 年間を通じた合格率の変動:
    • 2月と3月は、年度末の駆け込み受験の影響で合格率が下がる傾向があります​。
    • 7月から9月にかけては、受験者数が戻ると同時に合格率が下がることが多いです​。

試験対策としては、特に新しい用語やシラバスにない用語に対する理解を深め、不得意分野がないように全体的な知識のバランスを整えることが重要です。また、過去問題を解くことで、試験の形式や傾向に慣れることも有効な対策となります。出題傾向に大きな変化はないものの、新しい用語に対する対策が不十分になりがちであるため、最新の情報技術動向にも注意を払いながら学習を進めることが推奨されています。

もし、学習方法や知識の習得に不安を感じるのであれば専用の講座を受講するというのもオススメです♪
今はオンライン講座でスマホやPCを使って自宅で受講するという手もあるので、ご自身の学習スタイルに合うやり方を探してみてください、

ITパスポート試験は、IT業界への入門として、またIT関連職種でのキャリアアップにも役立つ重要な資格です。この試験の合格を目指し、幅広いIT基礎知識を身につけることで、多様な職種での活躍が可能になります。IT業界に興味のある方は、是非この試験の取得を検討してみてください。

また、より高度な難易度の高い資格を知りたい、という方には「基本情報技術者試験(FE)」をオススメいたします。下記の記事に基本情報技術者試験(FE)ついて纏めているので、ぜひこちらもご覧ください。

ぜひ、ご紹介した資格情報を参考に、資格の取得を目指してみてください!

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